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「悠長」の意味と使い方や例文!「悠長に構える」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
悠長

【読み方】
ゆうちょう

【意味】
ゆったりと構えて気の長いこと。のんびりして急がないこと。

【語源・由来】
「悠」は「ゆったりしたさま。」という意味で「悠長」は「ゆったりして気の長いこと」という意味。

【類義語】
呑気、悠然、悠々、慎重、気長

【対義語】
性急、気短、短気、せっかち

「悠長に構える」とは?

悠長」はよく「悠長に構える」という表現で用いられます。

悠長に構える」の「構える」は「事に備えて、ある姿勢・態度をとる」という意味で「落ち着いていて気の長い態度をとる」ということです。

悠長」は「悠長に構えている場合ではない。」「この危機的状況下でも悠長に構えているなんて信じられない。」というように悪い意味で用いる場合が多いですが、「周囲が浮き足立つ中、悠長に構えていた。」というようにどっしりと構え落ち着いた態度をとるという良い意味で用いることもあります。
文脈に注意して使いましょう。

悠長(ゆうちょう)の使い方

ともこ
健太くんが悪いのよ。
健太
いやいや、ともこちゃんが悪いんだよ。
ともこ
絶対に健太くんが悪いんだって。
健太
今は悠長に押し問答をしている場合じゃないよ。

悠長(ゆうちょう)の例文

  1. そんな悠長なことを言っていられる状態ではない。
  2. 悠長な逃げ方をしていたら敵に追いつかれるよ。
  3. 自体が逼迫しているとは思えない悠長な声が聞こえてきた。
  4. 今は悠長に芸術をたしなむ気分になどなれない。
  5. 悠長に構えていられない事態が起こった。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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