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「終日」の意味と使い方や例文!何時から何時まで?「全日」との違い!(類義語・対義語)

【二字熟語】
終日

【読み方】
しゅうじつ

【意味】
朝から晩まで。一日中。ひねもす。

【語源・由来】
「終」は「おわりまで。おわるまで。」

【類義語】
ひねもす

【対義語】
終夜

「終日」は何時から何時まで?

終日」は、元々は「ひねもす」と読み、「日が終わるまで」を表す語です。

」とは、ここでは「太陽」のことをいい、「終日」は、「一日中、または朝から夕方まで」という意味です。

電気が普及し太陽が沈んでからも活動することができる現代では、「終日」には何時から何時までという具体的な定義はなく、日常の会話やビジネス等、使う場面によって異なります。

例えば、「終日禁煙」は、その店の営業時間内はずっと禁煙という意味ですが、店の営業時間によって「終日」の範囲が異なります。

意味を正しく理解し、使う場面や会話の流れによって上手に使いましょう。

終日(しゅうじつ)の使い方

健太
ともこちゃん。昨日は何をしていたの?
ともこ
終日勉強をしていたわ。
健太
ええっ。せっかくの晴れた休みの日に勉強?
ともこ
もうすぐテストだってことを忘れているでしょう?

終日(しゅうじつ)の例文

  1. 残業の次の日は、終日ぼんやりしていた。
  2. 荒天のため交通機関は終日混乱した。
  3. 昨日は終日雨が降っていた。
  4. 終日家にこもっていました。
  5. 大晦日は終日営業していますよ。

「終日」と「全日」の違いは?

終日」に似ている語に「全日」があります。

全日」は、
①まる一日。
②すべての日。毎日。
(例:全日ストライキ)

という意味です。

終日」と「全日」は、どちらも「一日中」という意味がありますが、「全日」にだけ「毎日」という意味があり、その点が異なります。

終日」は「その日一日」という意味で「毎日」という意味はないので、間違えないように注意しましょう。