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「優柔」の意味と使い方や例文!「優柔不断」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
優柔

【読み方】
ゆうじゅう

【意味】
①ぐずぐずとして決断力がにぶいこと。気が弱く、はきはきしないこと。また、そのさま。
②ゆったりとして、ものやわらかなこと。また、そのさま。

【語源・由来】
「優」は「ものやわらか。しとやか。やさしい。」
「柔」は「やわらかい。しなやかで弱い。」

【対義語】
果断、果敢

優柔(ゆうじゅう)の使い方

ともこ
健太くん。レジ前で迷わないでよ。
健太
レジの直前に商品を置く方が悪いと思うんだ。
ともこ
レジ前の商品は優柔不断な客の敵よね。
健太
どちらかというと後ろに並んでいる人の敵だね。

優柔(ゆうじゅう)の例文

  1. 健太くんは優柔で怠惰な性格です。
  2. 優柔不断な指導者で困る。
  3. 健太くんの優柔不断さにはいらいらさせられる。
  4. ともこちゃんがリーダーになるには優柔不断に過ぎる。
  5. 気の弱い優柔な健太くんはともこちゃんに逆らうことができない。

「優柔不断」とは?

優柔」には「優柔不断」という四字熟語があります。

優柔不断」は「気が弱く決断力に乏しいこと。また、そのさま。」(例:優柔不断な態度)

という意味です。

「不断」は決断できないこと。思い切りの悪いことをいいます。

【類義語】
意志薄弱、優游不断、薄志弱行