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「躊躇」の意味と使い方や例文!「躊躇う」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
躊躇

【読み方】
ちゅうちょ

【意味】
あれこれ迷って決心できないこと。ためらうこと。

【語源・由来】
「躊」は「ためらう。ぐずぐずする。たちもとおる。」
「躇」は「ためらう。たちもとおる。ぐずぐずする。」

【類義語】
逡巡、ためらい、猶予

【対義語】
即断、速断、決心、決断、覚悟

躊躇(ちゅうちょ)の使い方

ともこ
健太くん。躊躇なく契約書にサインしちゃだめよ。
健太
どうして?
ともこ
詐欺かもしれないじゃないの。よく読まないと。
健太
物騒な世の中だね。

躊躇(ちゅうちょ)の例文

  1. 躊躇なく決断する。
  2. 返答を躊躇している。
  3. 値段を見て購入を躊躇する。
  4. 仕事をやめることに躊躇があった。
  5. 何の躊躇もなく社員を切り捨てる非情な社長だ。

「躊躇う」とは?

躊躇」に送り仮名の「う」をつけて「躊躇う(ためらう)」と読みます。

躊躇う」は
①あれこれ考えて迷う。決心がつかずにぐずぐずする。ちゅうちょする。(例:言っていいものかどうか躊躇う躊躇わずに実行に移す。)

㋐気を落ち着ける。心を静める。
㋑病勢を押さえつける。
③ちゅうちょして一つ所をぶらぶらする。うろつく。

という意味です。

「即答を躊躇う。」「声をかけるのも躊躇われてそのまま通り過ぎた。」「躊躇わずにまっすぐ進む。」というように使われます。