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「憂愁」の意味と使い方や例文!「憂愁に閉ざされる」とは?(類義語)

【二字熟語】
憂愁

【読み方】
ゆうしゅう

【意味】
うれえ悲しむこと。気分が晴れず沈むこと。

【語源・由来】
「憂」は「物思いに沈む。心配する。心配事。うれい。」
「愁」は「うれえる。うれい。」

【類義語】
憂鬱、沈鬱

憂愁(ゆうしゅう)の使い方

ともこ
健太くん。顔に憂愁の色が浮かんでいるけどどうしたの?
健太
テストの成績が悪くて、進級できるかわからないんだ。
ともこ
それで深い憂愁に閉ざされているってわけね。憂鬱と哀愁にとらわれている暇があったら勉強しなさいよ。
健太
ともこちゃんの言うとおりだよ。

憂愁(ゆうしゅう)の例文

  1. 健太くんが、憂愁を帯びた表情をしている。
  2. 彼は愛する家族を失って、憂愁の日々を送っている。
  3. 健太くんは、自分ではどうしょうもできない問題を抱え、憂愁に閉ざされている。
  4. 憂愁を表現した歌詞だが、メロディはポップで憂愁さを感じさせない。
  5. 会社の再建のために奔走している父の顔に憂愁の影を見た。

「憂愁に閉ざされる」とは?

憂愁」を用いた表現の一つに「憂愁に閉ざされる」があります。

憂愁に閉ざされる」とは、心配や悲しい気持ちのために、何もやる気が起こらないことをいいます。

【例文】

  1. 憂愁に閉ざされている健太くんに、温泉で癒されてきてもらおう。
  2. 憂愁に閉ざされている時は悲観的になってしまうので、できるだけ楽しいことを考えるようにする。
  3. 絶望と不安で、健太くんの心は憂愁に閉ざされる