恒久の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
恒久
【読み方】
こうきゅう
【意味】
ある状態が永く変わらないこと。永久。
永遠みたいに、ずっと続いていくってわけや。何かがずっと同じで変わらんというのは、なかなかすごいことやで。
【語源・由来】
「恒」は「いつも変わらない。つね。」
「久」は「時間が長い。ひさしい。」
【類義語】
永遠、永劫
【対義語】
暫時、暫定
恒久(こうきゅう)の解説
「恒久」という言葉はね、何かがずっと変わらない、いつまでも続くっていう意味なんだよ。
たとえば、「恒久の平和」という言葉は、平和な状態がずっと続いて、決して戦争や争いが起こらないことを願って使われる言葉なんだ。みんながいつまでも仲良く、安全に暮らせるように、という願いが込められているんだよ。
また、「同じ事故が起こらないよう、恒久対策を考える」では、事故を防ぐための対策を、一時的じゃなくて、ずっと続くようなものにしようという意味があるんだ。つまり、その対策が永続的に効果があるようにしっかりと考えるってことだよ。
だから、「恒久」という言葉は、何かがずっと続く、変わらない状態を指して使われるんだね。
恒久(こうきゅう)の使い方
恒久(こうきゅう)の例文
- 恒久平和を願う。
- 恒久的な愛はない。
- 今回の決定は恒久的なものです。
- 恒久的な対策をする。
- 恒久的に消費税を無くすことは可能です。
恒久の文学作品などの用例
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・・・批評する対象の時間的恒久性という点から見ても実にいろいろな種類の・・・ 寺田寅彦「映画雑感(4[#「4」はローマ数字、1-13-24])」
「恒久的」と「永久的」の違いは?
「恒久」を用いた語に「恒久的」があります。その「恒久的」に似ている語に「永久的」があります。
・「恒久的」は、いつまでもその状態が続くさまという意味です。
・「永久的」は、いつまでも限りなく続くさまという意味です。
「恒久的」も「永久的」も、あるものがずっと変わらないことをいいます。
しかし、「恒久的」は、状態が安定しているというニュアンスで使うのに対して、「永久的」は、時間が長いというニュアンスで使う点が違います。
また、「恒久的」は、主に文章で使われる語ですが、「永久的」は、話し言葉としても使われます。
まるでずっと続く永遠のような状態のことを表しているんだ。