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「執着」の意味と使い方や例文!「拘泥」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
執着

【読み方】
しゅうちゃく

「しゅうじゃく」とも読む。

【意味】
一つのことに心をとらわれて、そこから離れられないこと。

【語源・由来】
「執」は「とりついて離れない。」
「着」は「心がとらわれる。」

【類義語】
頓着、固執

【対義語】
諦観、諦念、断念、無頓着

執着(しゅうちゃく)の使い方

健太
芸能プロダクションがともこちゃんに執着して、アイドルデビューを勧めていると聞いたよ。
ともこ
壁に耳あり障子に目ありね。どこから漏れたのかしら。
健太
芸能プロダクションに執着されるってすごいことだよね。
ともこ
どんなに説得されてもアイドルにはならないわよ。

執着(しゅうちゃく)の例文

  1. 健太くんは、生きることへの執着心が強い。
  2. この世に執着すればするほど生きづらくなる。
  3. この仕事に執着しなければならない理由はない。
  4. 社長の座に執着している。
  5. 称号や名誉に執着していない。

「執着」と「拘泥」の違いは?

執着」に似ている語に「拘泥(こうでい)」があります。

拘泥」は、「こだわること。必要以上に気にすること。」という意味です。

執着」は、「金に執着する」のように、心をとらわれてこだわることをいいます。対して「拘泥」は、「勝敗に拘泥する」のように、必要以上に気にすることをいうので意味が違います。

また、「拘泥」は、主に文章で使われる点も「執着」と違います。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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