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「終焉」の意味と使い方や例文!「終末」「終了」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
終焉

【読み方】
しゅうえん

【意味】
生命が終わること。死を迎えること。また、その時。臨終。最期。末期 (まつご) 。比喩的にも用いる。

【語源・由来】
「焉」は「ここに」の意を添える助字。

【類義語】
終末、終局、劫末

【対義語】
黎明、開闢、起源

終焉(しゅうえん)の使い方

ともこ
健太くんのおじいちゃん、引っ越すって本当?
健太
そうなんだ。長野県を終焉の地に選んだんだ。
ともこ
縁があるの?
健太
ないんだ。旅行に行って気に入ったんだって。

終焉(しゅうえん)の例文

  1. 大阪の御堂筋に芭蕉終焉の地があります。
  2. 人生の終焉を迎える。
  3. バブル経済は終焉を遂げた。
  4. ノストラダムスは人類の終焉を予言した。
  5. ブームは必ず終焉を迎える。

「終焉」と「終末」「終了」の違いは?

終焉」に似ている語に「終末(しゅうまつ)」「終了(しゅうりょう)」があります。

「終焉」と「終末」の違いは?

終末」は、「物事が最後に行きつくところ。おわり。しまい。」という意味です。

終焉」も「終末」も、物事の終わりをいいます。

しかし、「終焉」のほうが「終末」よりも「生命が終わること。最期。末期(まつご)。」という意味のニュアンスが強いです。

終末」は、物事が最後に行きつくところをいい、「事件の終末」のように、物事が終わって結果が出ることというニュアンスが強いです。

「終焉」と「終了」の違いは?

終了」は、「物事がすっかりおわること。また、おえること。」という意味です。

終焉」も「終了」も、終わることをいう語です。

しかし、「終焉」が、主に生命が終わることをいう点が違います。