姉妹サイト「ことわざ・慣用句の百科事典」はこちら

「手腕」の意味と使い方や例文!「手腕を振るう」とは?(類義語)

【二字熟語】
手腕

【読み方】
しゅわん

【意味】
物事をうまく処理していく能力。腕まえ。

【語源・由来】
「手」は「手わざ。腕前。」
「腕」は「うでまえ。」

【類義語】
腕、腕前、手並み、技、技術、テクニック

手腕(しゅわん)の使い方

健太
ともこちゃんは、演奏だけじゃなく、指揮についても卓越した手腕を持っているんだね。
ともこ
お父さんが指揮者だからね。
健太
もしかして、世界的に有名なあの指揮者?
ともこ
そうなのよ。もっとお父さんの手腕を受け継ぐことができればよかったわ。

手腕(しゅわん)の例文

  1. 健太くんは、手腕を買われてプロジェクトリーダーに抜擢された。
  2. 後輩をまとめる手腕が十分でなかった健太くんは、空手部を崩壊させてしまった。
  3. 政治的な手腕を持ったものが首相になるべきだ。
  4. ともこちゃんがアイドルとして有名になったのは、健太くんの手腕だという。
  5. 健太くんは彼の下で経営を学び、相当な手腕家になった。

「手腕を振るう」とは?

手腕」を用いた表現の一つに「手腕を振るう」があります。

手腕を振るう」の「振るう」は、ここでは、「思う存分に力を働かせる。十分に発揮する。」という意味です。

【例文】

  1. 財政改革に手腕を振るい、会社を立て直した。
  2. 亡くなる前年まで、名コーチとして手腕を振るった。
  3. 見事な手腕を振るい、戦いを短期間で鎮圧した。