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「熾烈」の意味と使い方や例文!「苛烈」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
熾烈

【読み方】
しれつ

【意味】
勢いが盛んで激しいこと。また、そのさま。

【語源・由来】
「熾」は火勢の盛んである意。

【類義語】
苛烈

熾烈(しれつ)の使い方

健太
テレビ番組の視聴率競争は熾烈を極めているそうだね。
ともこ
視聴率が低いとスポンサーからお金を出してもらえないもんね。
健太
厳しい世界だよね。
ともこ
スポンサーの意向をくみつつ、視聴者の興味をそそるような番組制作をしないといけないなんて大変よね。

熾烈(しれつ)の例文

  1. 熾烈な闘争を繰り広げる。
  2. 金メダルをかけた熾烈な戦いが始まった。
  3. 主導権をめぐって熾烈な争いを繰り広げる。
  4. 中学受験は、熾烈の度を加えた。
  5. 価格競争は熾烈を極めた。

「熾烈」と「苛烈」の違いは?

熾烈」に似ている語に「苛烈(かれつ)」があります。

苛烈」は、「厳しく激しいこと。また、そのさま。」という意味です。

苛烈」も「熾烈」も激しいことをいいますが、「苛烈」は、厳しいことをいいます。対して「熾烈」は、勢いが盛んなことをいう点が違います。