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「真実」の意味と使い方や例文!「事実」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
真実

【読み方】
しんじつ

【意味】
①うそ偽りのないこと。本当のこと。また、そのさま。まこと。
②仏語。絶対の真理。真如。
③本当に。確かに。

【語源・由来】
「真」は「うそのないこと。本当。まこと。」
「実」は「そらごとでない。本当。本当の事柄。」

【類義語】
真正、事実、真相、本当

【対義語】
偽装、虚偽、デマ、欺瞞、嘘偽り、錯覚

真実(しんじつ)の使い方

ともこ
健太くん。嘘を言っては駄目よ。
健太
真実を述べることをここに誓います。
ともこ
どんな質問にも答えてね。
健太
どんな質問にもというのは厳しいな。

真実(しんじつ)の例文

  1. 健太くんは真実を語っています。
  2. この噂はどこまで真実なのだろう。
  3. 真実は隠蔽された。
  4. とことん真実を追求する。
  5. 真実申し訳ないと思っている。

「真実」と「事実」の違いは?

真実」を用いた語に「事実(じじつ)」があります。

事実」は、
①実際に起こった事柄。現実に存在する事柄。
②おこりうるものとして規定される。
③本当に。実際に。

という意味です。

真実」も「事実」も本当の事柄をいうので意味は同じです。

しかし、「真実」は、話者の主観的な心情を表し、「事実」は、「事実、その日は雨だった」のように、誰もが認める客観的な事柄をいう点が違います。