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「仔細」の意味と使い方や例文!「仔細承知いたしました」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
仔細

【読み方】
しさい

【意味】
①事細かであること。また、そのさま。詳細。
②詳しい事情。一部始終。
③特別の理由。こみいったわけ。
④差し支えとなる事柄。異議。

【語源・由来】
「仔」は「小さい。細かい。」
「細」は「くわしい。」

【類義語】
委細、委曲

【対義語】
大要

仔細(しさい)の使い方

ともこ
健太くん。なんで1億円も持っているの。
健太
何でと言われましても・・・。
ともこ
健太くんのような庶民中の庶民が1億円を持っているなんて仔細があるに決まっているわ。
健太
ともこちゃんが疑うような仔細なんてないよ。質素に暮らしてるだけで、僕の家は裕福なんだよ。

仔細(しさい)の例文

  1. 感情の揺れ動きを仔細に表現することができる彼女は、才能ある女優だ。
  2. 仔細に調べましたが、犯人を特定するような痕跡は見つかりませんでした。
  3. その変化を仔細に観察し、ノートに書き留めました。
  4. 仔細があって、人目を忍んで隠れて暮らしていました。
  5. その件の仔細はともこちゃんから報告を受けています。

「仔細承知いたしました」とは?

仔細」を用いた表現の一つに「仔細承知いたしました(しさいしょうちいたしました)」があります。

仔細承知いたしました」は、詳細はよく分かりましたを丁寧にした表現です。

取引先や目上の人に対してビジネスでよく使われます。

【例文】
仔細承知いたしましたという連絡が先方から届きました。
・会議の日程等、仔細承知いたしました
・お知らせ頂いた内容は仔細承知いたしました