御主の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
御主
【読み方】
おしゅう
【意味】
ご主人。ご主君。
そやな、それはつまり、「おうちの大将」や「国を治めてる大きなお偉いさん」ってことやな。
ようするに一番大切なポジションの人を示すんやな、この「御主」って言葉は。
【語源・由来】
「御」は「接頭語。」
「主」は「ぬし。あるじ。かしらとなる人。」
【類義語】
主様、ご主人、御主君
御主(おしゅう)の解説
カンタン!解説
「御主」っていう言葉は、日本語で「ご主人」や「ご主君」の意味があるんだよ。たとえば、家の主人や、領地や国を治める主君を指すことがあるんだ。
例えば、「御主のためをわきまへよ」〈浄・手習鑑〉という文は、「ご主人のために、しっかりと考えて行動しよう」という意味だよ。これは、主君や主人に対する忠誠心を示すような表現で、自分の行動が主人や主君の利益になるようにという意志を強調しているんだね。
御主(おしゅう)の使い方
健太くんの御主は、いつ帰ってくる予定なの?
20時頃かな。
みんなでお迎えするの?
御主の御帰宅は、全員でお迎えする決まりになっているよ。
御主(おしゅう)の例文
- 御主の為をわきまえよ。
- 御主の健康が回復して嬉しく思います。
- 御主から伺っています。
- 5年前から御主にお仕えしています。
- こんなに素晴らしい御主は、どこを探してもいないだろう。
「御主様」とは?
「御主」を用いた語の一つに「御主様(おしゅうさま)」があります。
「御主様」は、御主人様という意味です。
「御主様」という言葉は、実は「御主人様」を意味しているんだよ。
それは家族の中で一番の責任者、または、一家の主、さらには、働いている人の上司を指すこともあるよ。
あー、そやな。つまり、「お家のトップや、お仕事のボス」みたいな立場の人のことを指すんやな。
自分より上の立場の人、頼りになる存在、そういう人たちのことを言うんやな。
「さま」は接尾語。「御主様」は、「御主」を更に尊敬していう語で江戸時代になって用いられました。
【例文】
- そのように御主様の事を悪く言うものではない。
- 御主様のおっしゃる通りです。
たとえば、家の主人を指したり、あるいは昔の時代では領地や国を治める主君を指すこともあったんだ。