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「左様」の意味と使い方や例文!「左様ですか」「左様でございますか」とは?(語源由来・類義語)

【二字熟語】
左様

元々は「然様」と書く。

【読み方】
さよう

【意味】
そのとおり。そのよう。そう。

【語源・由来】
元々は「然様」で「左様」という表記は当て字。左右では左の方が格上という考え方があり、左の人の言う通りという意味になった。
「然」は「しかり。そのとおり。肯定や同意を示す語。」

【類義語】
そのとおり。そのよう。そう。

「左様ですか」「左様でございますか」とは?

左様」は、よく「左様ですか」「左様でございますか」という表現で使われます。

左様ですか」はそうですか

左様でございますか」はそうでございますか

という意味の丁寧語です。

日常生活ではあまり耳にすることはありません。主にビジネスの場面で使われます。

社内の目上の人に対しては「そうですか」を使いますが、社外の目上の人に対しては「そうですか」ではなく「左様ですか」がふさわしいです。さらに、「左様でございますか」を使った方がより丁寧な表現になります。

左様(さよう)の使い方

健太
ともこちゃん。夏休みの宿題が終わらないんだ。たすけてー。
ともこ
助けてとお願いされて、はい左様ですかと助けるわけにはいかないわよ。
健太
そんな冷たいことをいわないで手伝ってよ。
ともこ
夏休みの初日から計画的に宿題をこなせばよかったのよ。

左様(さよう)の例文

  1. はい、左様でございます。
  2. 左様、おっしゃる通りです。
  3. 左様なことはございません。
  4. 左様、あれは私が小学校に入学したばかりのことだった。
  5. 左様なことは誰でも思いつく。