【二字熟語】
衆寡
【読み方】
しゅうか
【意味】
多人数と少人数。
【語源・由来】
「衆」は「人数が多い。」
「寡」は「少ない。」
【類義語】
多少
衆寡(しゅうか)の使い方
健太くん。大丈夫?
からまれてる友達を助けようとしたんだけど、衆寡敵せず圧倒されてしまったよ。
それでボロボロにされてしまったのね。
うん。でも友人は無事だったからよかった。
衆寡(しゅうか)の例文
- 衆寡敵せずで、我々は敗れた。
- いったん戦闘となれば衆寡敵せずであることは明らかだ。
- 籠城したが、衆寡敵せずに開城した。
- 衆寡不敵の状態にも関わらず、孤軍奮闘しました。
- 衆寡敵せず敗戦して行く手を遮られる。
「衆寡不敵」とは?
「衆寡」を用いた四字熟語に「衆寡不敵(しゅうかふてき)」があります。
「衆寡不敵」は、数が少ないことは不利であるということ。多くの敵と戦うには、味方の人数が少なく、勝ち目がないという意味です。
「不敵」は、敵対することができない、相手にならないという意味です。
「衆寡敵せず」と読み下します。
【類義語】
多勢に無勢
【出典】
『魏志』張範