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「真剣」の意味と使い方や例文!「真面目」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
真剣

【読み方】
しんけん

【意味】
①本物の刀剣。木刀や竹刀に対していう。
②まじめに物事に対するさま。本気で物事に取り組むさま。

【語源・由来】
「真」は「うそのないこと。本当。まこと。」
「剣」は「両刃の刀。つるぎ。」

【類義語】
真面目、重大、マジ、本気、本腰

【対義語】
冗談、不真面目、木刀、竹刀

真剣(しんけん)の使い方

ともこ
健太くんは、ゴールデンウィークはどこに行きたいの?
健太
宇宙に行きたいな。
ともこ
無理に決まってるじゃないの。
健太
真剣なんだから、笑わないでよ。

真剣(しんけん)の例文

  1. 真剣に取り組む。
  2. 真剣なまなざしをしている。
  3. 真剣な態度で話を聞く。
  4. 環境問題に真剣に取り組んでいる。
  5. 毎日が真剣勝負だ。

「真剣」と「真面目」の違いは?

真剣」に似ている語に「真面目(まじめ)」があります。

真面目(まじめ)」の「まじ」は「まじまじ」の「まじ」と同じではないかと言われています。

真面目」は、
①うそやいいかげんなところがなく、真剣であること。本気であること。また、そのさま。
②真心のあること。誠実であること。また、そのさま。

という意味です。

真剣」は、「真面目」に物事に取り組むさまをいいます。

なので「真面目」は、「真剣」なさま。「真剣」は、「真面目」になにかをすることをいいます。

また、「真剣」には、本物の刀剣という意味がある点が「真面目」と違います。