勤勉の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
勤勉
【読み方】
きんべん
【意味】
仕事や勉強などに、一生懸命に励むこと。また、そのさま。
学校の勉強でも、仕事でもなんでも、一生懸命になってる状態のことを言うんやね。小さな努力が、でっかい成功につながるってことやな!
【語源・由来】
「勤」は「力を尽くしてつとめはげむ。」
「勉」は「無理に力を出してはげむ。つとめる。」
【類義語】
精勤
【対義語】
怠惰、怠慢、横着、億劫、放蕩
勤勉(きんべん)の解説
「勤勉」という言葉はね、仕事や学校の勉強などを、とっても一生懸命にがんばることや、そのがんばっている様子を表しているんだ。
たとえば、「勤勉な学生」っていうのは、学校の勉強にすごく一生懸命に取り組んでいる生徒さんのことを言うんだよ。毎日宿題をちゃんとやって、試験の勉強もがんばっているような子のこと。
また、「勤勉家」というのは、それが学生だけに限らず、仕事でも趣味でも、どんなことにでも真剣に取り組む人を言うんだよ。例えば、毎朝早起きして、一日中しっかりと働き、仕事をていねいにこなす人のことを指すんだ。
ちなみに、「勤勉」という言葉から生まれた別の言葉で、「きんべんさ」というのがある。これは「勤勉」のことをさらに詳しく言う言葉なんだ。この言葉を使うと、人がどれだけ一生懸命努力しているか、そのがんばっている具合を表しているんだよ。
だから、「勤勉」という言葉は、何事にもまじめで、一生懸命努力している様子を示す大切な言葉なんだね。
勤勉(きんべん)の使い方
勤勉(きんべん)の例文
- ともこちゃんは勤勉な学生だ。
- 彼女の勤勉さは私たちの良い手本だ。
- 日本人は勤勉であるということで有名だ。
- 彼は職務に勤勉だ。
- 父は長い間勤勉に働いてやっと定年を迎えた。
勤勉の文学作品などの用例
「勤勉」と「真面目」「勤労」の違いを解説
「勤勉」に似ている語に「真面目(まじめ)」「勤労(きんろう)」があります。
「勤勉」と「真面目」の違いは?
「真面目」は、
①うそやいいかげんなところがなく、真剣であること。本気であること。また、そのさま。
②真心のあること。誠実であること。また、そのさま。
という意味です。
「勤勉」も「真面目」も、いいかげんなところがなく、真剣であることをいいます。
しかし「勤勉」は、主に、仕事や勉学に対する真剣な態度をいいます。
対して「真面目」は、うそをつかず誠実であることをいう点が違います。
一方で「真面目」とは、冗談を言わずに真剣に事に取り組む様子や、心から誠実に行動することを言うよ。
そして、「真面目」はふざけんとちゃんと取り組むことやね。遊び半分でなく、ガチでやるってことや。それに、約束もちゃんと守る、そんな真っ直ぐな心があるってわけやな。おぉ、似てるけど、えらいちがうんやなあ。
「勤勉」と「勤労」の違いは?
「勤労」は、
①心身を労して仕事にはげむこと。
②賃金をもらって一定の仕事に従事すること。
という意味です。
「勤勉」も「勤労」も、仕事に一生懸命に励むという意味が同じです。
「勤勉」は、仕事や勉強などに、一生懸命に励むことをいいます。
対して「勤労」には、「勤勉」のような勉強に励むという意味はありません。
また「勤労」は、賃金をもらって一定の仕事に従事することという意味がありますが、「勤勉」にその意味はありません。
一方で「勤労」とは、身体や心を使って仕事に取り組むこと、つまりは働くこと自体を指している。また、特にお金をもらって働くことも含む言葉だよ。
ほんで、「勤労」っていうのはな、シンプルに「働くこと」やねんな。仕事して汗水垂らしてるってことやな。お金稼ぐために職場でコツコツやる、そんな感じやな。二つともよう働いてるってことやけど、「勤勉」はその精神の熱さ、「勤労」は働くことそのものってことで、使い方にちょっと違いがあるってわけや。
つまり、とてもまじめに、ひたむきに努力する様子をいうんだね。