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「座学」の意味と使い方や例文!「講義」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
座学

【読み方】
ざがく

【意味】
演習・実習などに対して、講義で学ぶこと。

【語源・由来】
「座」は「すわる。」
「学」は「まなぶ。研究する。また、まなぶ人。」

【類義語】
講義、机上の学問

座学(ざがく)の使い方

健太
今日は実技じゃなくて座学かあ。
ともこ
座学で基礎を学ばないと実技で失敗するわよ。
健太
座学は、一人の先生が大人数の生徒に解説するから、一人一人の能力に添ってくれないしつまらないんだよね。
ともこ
そのつまらない座学がないと、その後の学びにつながらないから大切な時間なのよ。

座学(ざがく)の例文

  1. 1年生の間は座学中心のコースです。
  2. 座学だけでなく実務も学んだ。
  3. 座学とフィールドワークを組み合わせて、受講者の飽きが来ないように工夫している。
  4. 仕事体験の座学と実体験を30分ずつ、客室乗務員の仕事を学んだ。
  5. 座学は受けたものの、理論だけで実習はともなわなかったので本当に理解したとは言えなかった。

「座学」と「講義」との違いは?

座学」に似ている語に「講義(こうぎ)」があります。

講義」とは
①書籍または学説の意味を解き明かすこと。講説。
②大学などで、教授者がその学問研究の一端を講ずること。普通、購読や講習に対比していい、また、大学の授業全般を指してもいう。
③教導職の一つ。大・中・少の三等に分かれ、正と権とがあった。

という意味です。

座学」は、演習・実習などに対して、文献などを通してする学習や研究のことをいいます。

つまり「講義」を通して学ぶことを「座学」といいます。