開示の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
開示
【読み方】
かいじ
【意味】
①はっきり示すこと。
②説き明かし示すこと。教えさとすこと。
わからんことや不明確なことを、はっきりさせてくれる行為やんな。しっかり伝えることって大事やわ。
【語源・由来】
「開」は「ひらく。あく。あける。」
「示」は「しめす。さししめす。おしえる。」
【類義語】
公開、掲示
【対義語】
秘匿
開示(かいじ)の解説
「開示」っていう言葉には、2つの意味があってね。
1つ目の意味は、はっきりと示すこと。たとえば、誰かが捕まったとき、なぜ捕まえられたのか、その理由をはっきりと知りたいときに「勾留の理由の開示を請求する」っていうふうに使うんだ。これは、その人が捕まった理由を正確に知りたい、という意味になるんだよ。
2つ目の意味は、詳しく説明してわかりやすく教えること。例えば、難しいことや深い意味を持つことを、他の人に理解してもらうために説明するときに使うよ。だから、「真義を開示する」というのは、その真義という深い意味や本質をしっかりと説明して、わかりやすくするっていうことを言っているんだよ。
ちなみに、この「開示」という言葉は、「かいし」とも読むことができるよ。
簡単に言うと、開示は何かを明確に伝える、または詳しく説明することを指しているんだね。
開示(かいじ)の使い方
開示(かいじ)の例文
- 議事録の開示を請求する。
- 機密事項を開示する。
- 警察からの個人情報開示請求があった。
- 申請した者のみに開示される。
- 希望者には成績を開示する。
開示の文学作品などの用例
-
・・・「わたしは先日、拘留開示の前におあいしたとき、ぜんぜんこの事件に・・・ 宮本百合子「それに偽りがないならば」
「開示」と「公開」の違いを解説
「開示」に似ている語に「公開(こうかい)」があります。
「公開」は、「公衆に開放すること。特定の人に限定せず、広く一般の人々に入場・観覧・使用などを許すこと。」という意味です。
「開示」は、「拘留理由の開示」のように、情報を請求した一部の人に、はっきりと示すことをいいます。
対して「公開」は、誰でもが同じように利用できる状態にするすることをいうので意味が違います。
一方「公開」とは、公衆に情報や場所などを開放することで、限定せずに一般の人たちが見ることができる状態を指すんだ。
そして、「公開」はみんなに見せるために開かれたものや場所のことを言うんやな。これでようやくわかったわ。