【二字熟語】
男気
「侠気」とも書く。
【読み方】
おとこぎ
【意味】
弱い者が苦しんでいるのを見のがせない気性。男らしい気質。義侠心 (ぎきょうしん) 。
【語源・由来】
「男」は「おとこ。」
「気」は「心のはたらき。意識。性質。」
【類義語】
侠気(きょうき)、義侠
【対義語】
女気
男気(おとこぎ)の使い方
まさか頑固な校長先生が許可してくれるとは思わなかったよ。
健太くんの仲間を思う男気に感動したんですって。
校長先生はちゃんと僕を見て、評価してくれたんだね。
男気がある健太くんもかっこいいけど、校長先生もいい先生よね。
男気(おとこぎ)の例文
- 健太くんは男気に富んでいる。
- 男気を見せろ。
- 男気を出してがんばれ。
- 健太くんはなかなか男気のあるやつだった。
- 男気がある健太くんは、いじめを見過ごせなかった。
「男気」と「侠気」「漢気」の違いは?
「男気」に似ている語に「侠気(きょうき)」「漢気(おとこぎ)」があります。
「男気」と「侠気」の違いは?
「侠気」は、「弱い者を助けようとする気性。おとこぎ。」という意味です。
「侠気」は「おとこぎ」とも読み、「侠」は、「おとこぎ。おとこだて。」という意味の漢字です。
「侠」は、訓読みで「おとこだて。きゃん。」と読みます。
なので「男気」と「侠気」は、同じ意味で使います。
「男気」と「漢気」の違いは?
「漢気」は、男らしい性格や考え方という意味です。
「男気」も「漢気」も、男らしさをいいます。
しかし「男気」に、自分を犠牲にしても弱い者を助ける性質という意味がある点が「漢気」と違います。