「温順」の意味と使い方や例文！「柔和温順」とは？（類義語・対義語）

温順の読み方・意味とは？（類義語・対義語）

【二字熟語】
温順

【読み方】
おんじゅん

【意味】
おとなしくすなおなこと。また、そのさま。

「温順」という言葉は、おとなしくてすなおな性格や様子を指しているんだよ。

つまり、穏やかで人に従順なこと、また、そのような様子を表現するときに使われる言葉なんだ。

ほう、それは「穏やかで、人とのトラブルが少ない人」みたいな感じやな。

なんかギスギスせず、スッと人と合わせることができる人のことやな。こんな性格の人とは、一緒にいて楽やろな。

【語源・由来】
「温」は「顔色や心がおだやかである。」
「順」は「人に逆らわない。すなお。」

【類義語】
素直、従順、温柔、温和

【対義語】
粗暴

温順（おんじゅん）の解説

カンタン！解説

「温順」という言葉は、人や動物の性格や行動がおとなしくて、穏やかなことを示しているんだよ。この言葉を使うと、その人や動物が、攻撃的でなく、ケンカをしない、やさしい性格の持ち主であることを伝えることができるんだ。

たとえば、「温順な人」と言うと、その人はすぐに怒ったりせず、みんなと穏やかに接することができる人のことを指しているんだ。

他の言葉で言うと、「温和」や「柔順」などと似た意味を持っていて、みんなと平和に過ごすことができる性格を持った人のことを言っているんだね。

簡単に言うと、「温順」っていうのは、おとなしい、穏やかな、やさしいっていう意味があるんだよ。

温順（おんじゅん）の使い方

健太くんは温順であまり怒らないわね。

兄さんが切れやすい性質だから、健太は温順で育てやすかったって母さんに言われるよ。

兄弟でも性格が全然違うのね。

元々の遺伝子は同じなのにね。

温順（おんじゅん）の例文

1. 隣に住むおじいちゃんは、柔和温順の人だ。
2. 温順な人柄を愛される。
3. 彼は温順で声を荒げたことがない。
4. ともこちゃんは優しく温順で、愛情がこまやかだ。
5. 以前飼っていた犬は温順だった。

温順の文学作品などの用例

1. ･･･いているといえば至極温順しく聞えるが、そのくせ自分ほど腕白者は同･･･ 国木田独歩「画の悲み」

2. ･･･はあの秘蔵子なるあの温順なる梅子嬢をすら頭ごなしに叱飛していたと･･･ 国木田独歩「富岡先生」

3. ･･･山間に閉めこまれた、温順な家畜を利用することを忘れなかった。ほか･･･ 黒島伝治「土鼠と落盤」

「柔和温順」とは？

「温順」を用いた語の一つに「柔和温順（にゅうわおんじゅん）」があります。

「柔和温順」は、「やさしくおとなしくて素直なこと。やさしく穏やかなこと。」という意味です。

「柔和温順」という言葉は、人や物事が非常に優しく、落ち着いていて、すんなりとした性質を持つことを表しているんだよ。

そうやな。それは「めっちゃやさしくて、ケンカとかせずに、スムーズに物事を受け入れる」ってことやな。

まるでふわふわのマシュマロみたいな心の持ち主やね。心がポカポカするような、優しい感じの人や物のことを言うんやな。

【類義語】
・温良優順（おんりょうゆうじゅん）
・温和丁寧（おんわていねい）