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「悪気」の意味と使い方や例文!「悪意」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
悪気

【読み方】
わるぎ

【意味】
相手に害を与えようとする気持ち。悪意。

【語源・由来】
「悪」は「正しくない。わるいこと。」
「気」は「精神・感情の働き。」

【類義語】
悪意、意趣

【対義語】
良心、善意

悪気(わるぎ)の使い方

ともこ
健太くん。お友達を突き飛ばしたんですって?
健太
悪気はなかったんだよ。
ともこ
悪気はなくてもけがをさせたのは事実よね。
健太
反省しているよ。

悪気(わるぎ)の例文

  1. 悪気がないからといって全てが許されるわけではない。
  2. 悪気で言ったのではない。
  3. 健太くんに悪気があるとは思えない。
  4. 何の悪気もないと弁解した。
  5. 悪気があってニックネームを付けたのではない。

「悪気」と「悪意」の違いは?

悪気」に似ている語に「悪意(あくい)」があります。

悪意(あくい)」は、
①他人を憎み、害を加えようとする気持ち。わるぎ。
②よくない意味。
③法律上の効力に影響を及ぼす事情を知っていること。道徳的な意味での善悪とは異なる。

という意味です。

悪気」も「悪意」も、良くないことをしようとする心という意味です。

しかし「悪意」には、「悪意に解釈する」のように、よくない意味、意地悪な見方という意味でも使われる点が「悪気」と違います。

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