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「後世」の意味と使い方や例文!「後世に残る」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
後世

【読み方】
こうせい

【意味】
①自分たちの生きている時代のあとに来る時代。のちの世。
②のちの世の人。子孫。

【語源・由来】
「後」は「のち。あと。」
「世」は「時の大きなくぎり。時代。」

【類義語】
末代、後代

【対義語】
前世

後世(こうせい)の使い方

健太
夏目漱石のような後世に残る作品を書きたいな。
ともこ
そのためには、いろんな経験を積まないとね。
健太
ぼんやり生きていたら、小説が頭に浮かんでくるんものじゃないの?
ともこ
そんなに甘くはないわよ。

後世(こうせい)の例文

  1. 伝統を絶やさず後世に伝えたい。
  2. ともこちゃんは、後世に名を残した。
  3. 仏陀の言葉は、後世に語り継がれている。
  4. 彼は後世に名をとどめるだろう。
  5. あの日の悲劇は後世に伝えなければならない。

「後世に残る」とは?

後世」を用いた表現の一つに「後世に残る」があります。

後世に残る」の「残る」は、ここでは「後世に伝わる。死後消えないである。」という意味です。

後世に残る」とは、自分たちの生きている時代のあとに来る時代まで消えないで伝わるという意味です。

【例文】

  1. 源氏物語は、何人もの手で写され後世に残った。
  2. モーツァルトが作った曲は、不朽の名作として後世に残る
  3. 偉人たちは、自分たちが書いた手紙が後世に残るとは考えていなかっただろう。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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