【二字熟語】
時価
【読み方】
じか
【意味】
その時の商品としての価格。
【語源・由来】
「時」は「ある一定のとき。そのとき。おり。」
「価」は「物の値段。あたい。」
【類義語】
市価、闇値
時価(じか)の使い方
これが時価数千億円といわれる宝石ね。
数千億って想像もつかないよ。
一生かかっても使いきれないかもしれなわね。
この宝石の持ち主がうらやましいよ。
時価(じか)の例文
- 時価に換算すると五億円くらいだ。
- 絵を時価で売る。
- このダイヤモンドは時価100万円くらいかな。
- ゴルフ会員権は時価で売買される。
- 当時は安かっただろうが、時価ではかなりの資産だろう。
寿司屋の時価とは?
回転すしではない寿司屋では、「時価」と書いてあることが多いです。
日頃から予算を気にしない人ならいざ知らず、一般庶民は「時価」の寿司がいくらなのか気になります。
寿司屋が「時価」である大きな理由は、その日の捕獲量や魚の質で、価格が大きく変動するためです。
年間を通じて安定的に供給される魚は値動きが少ないため「時価」でないことが多いです。
「時価」の寿司屋は、必要な量である最小限の仕入れしか行いません。
また、「時価」の寿司屋では、板前さんが市場に行き目利きで仕入れるため、仕入れは日々変動し、仕入れ値も同時に変動します。
なので寿司屋には「時価」があります。
回転すしなど大手チェーンは店舗数が多いため、一度に大量の仕入れを行う、複数の仕入れ先を活用するといった工夫で価格を抑えています。