【二字熟語】
刺客
【読み方】
しかく
「しきゃく」「せっかく」とも読む。
【意味】
①暗殺する人。暗殺者。
②党の規律に反し離党した議員に対し選挙での公認を与えず、失脚をねらって党本部が送り込んだ対立候補。
【語源・由来】
「刺」は「とがったもので突きさす。」
「客」は「人。人士。」
【類義語】
殺し屋、アサシン、凶手、傭兵
【対義語】
守護
刺客(しかく)の使い方
男子家を出ずれば七人の敵ありっていうけど、目が合う人みんな刺客に思えてくるよ。
刺客は目を合わすことなく後ろからグサリよ。
怖いこと言わないでよ。
大丈夫よ。健太くんに刺客を送るような暇な人はいないわよ。
刺客(しかく)の例文
- 首相は、その選挙区に刺客を送り込んだ。
- 暗殺のために刺客を放った。
- 殿様は刺客の手にかかって倒れた。
- 怒った王様が刺客を向けた。
- この中に刺客が紛れ込んでいてもおかしくない。
「思わぬ刺客」とは?
「刺客」を用いた表現の一つに「思わぬ刺客」があります。
「思わぬ刺客」の「思わぬ」とは、動詞「おもう」の未然形+打消しの助動詞「ず」の連体形からなる連語で、「思いもよらない。意外な。」という意味です。
「思わぬ刺客」とは、思いもよらない暗殺者、思いもよらない対立候補という意味です。
【例文】
・思わぬ刺客が現れた。