【二字熟語】
刺客
【読み方】
しかく
「しきゃく」「せっかく」とも読みます。
【意味】
①人を暗殺する者。暗殺者。
②政治で、離党した議員などの選挙区へ党本部が送り込む対立候補を俗にいう語。
【類義語】
暗殺者、殺し屋、ヒットマンなど(第一義)
「刺客」の意味を簡単にいうと
本来の「刺客」は、人を暗殺する目的で差し向けられた者を表します。
現代では政治用語として、特定の候補を落選させるために送り込まれた対立候補を「刺客」と呼ぶ用法もあります。
「しかく」「しきゃく」「せっかく」はどれが正しい?
いずれも辞書に載る読み方です。
現代では「しかく」が一般的ですが、「しきゃく」「せっかく」も誤読ではありません。
「刺客候補」とは
政治でいう「刺客候補」は、党の方針に反した人物などの選挙区へ、党本部が対立候補を立てる場合に使われる表現です。
この用法は、2005年の衆議院選挙をきっかけに広く知られるようになりました。
「思わぬ刺客」とは
「思わぬ刺客」は、文字どおりなら予想していなかった暗殺者・対立候補という意味です。
現在はさらに比喩的に、予想外の強敵・ライバル・障害を「思わぬ刺客」と表すこともあります。
たとえば「優勝候補の前に思わぬ刺客が現れた」のように使います。
「守護」は対義語?
「守護」は「刺客」の固定対義語ではありません。
刺客は人物の役割を表し、守護は守ること・守る者を表すため、状況によって反対方向に見えるだけです。
刺客(しかく)の例文
- 歴史書には王を狙う刺客の話が記されている。
- 物語では主人公の前に刺客が現れる。
- 選挙では対立候補が「刺客候補」と報じられた。
- 大会では無名の選手が思わぬ刺客となった。
- 優勝候補にとって、その新チームは思わぬ刺客だった。

















