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「自慢」の意味と使い方や例文!「誇り」「自信」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
自慢

【読み方】
じまん

【意味】
自分で、自分に関係の深い物事を褒めて、他人に誇ること。

【語源・由来】
「自」は「みずから。自分の。自分で。」
「慢」は「他をみくびっておごる。」

【類義語】
プライド、自負、自尊、自尊心

【対義語】
卑下、自嘲

自慢(じまん)の使い方

健太
ともこちゃん。僕の新しい家を見る?
ともこ
自慢したいの?
健太
違うよ。とことんお金をかけてこだわって作ったから見てほしいんだよ。
ともこ
やっぱり自慢したいのね。

自慢(じまん)の例文

  1. 腕力を自慢する。
  2. ゴルフの腕を自慢する。
  3. のど自慢大会に出場する。
  4. 健太くんの自慢話は聴き飽きた。
  5. ともこちゃんは、家族の自慢の種だ。

「自慢」と「誇り」「自信」の違いは?

自慢」に似ている語に「誇り(ほこり)」「自信(じしん)」があります。

「自慢」と「誇り」の違いは?

誇り」は、「誇ること。名誉に感じること。また、その心。」という意味です。

自慢」も「誇り」も、自分のすぐれた性質、能力などに得意になるという意味で使います。

しかし、「自慢」は、自分のこと、持ち物、身内の人間など、本来なら謙遜すべき点を他の人の前で良くいうことをいいます。

多く、悪い意味で使われ、他人から見て価値がない場合があります。

対して、「誇り」は、他人から見て価値がある点についていうことが多く、必ずしも悪い意味には使わない点が「自慢」と違います。

「自慢」と「自信」の違いは?

自信」は、「自分で自分の能力や価値などを信じること。自分の考え方や行動が正しいと信じて疑わないこと。」

という意味です。

自信」は、自分で自分の能力を信じることをいいます。

対して「自慢」は、自分で自分のことを他人に誇ることをいうので意味が違います。