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「舌禍」の意味と使い方や例文!「舌禍事件」とは?(類義語)

【二字熟語】
舌禍

【読み方】
ぜっか

【意味】
①自分の言論が法律・道徳などに反していたり、他人を怒らせたりしたために受けるわざわい。
②他人の中傷や悪口などによって受けるわざわい。

【語源・由来】
「舌」は「口でしゃべること。」
「禍」は「わざわい。まが。ふしあわせ。」

【類義語】
蛙は口から呑まれる、雉も鳴かずば撃たれまい、口は善悪の門、口は禍の門、口は災いの元、三寸の舌に五尺の身を亡ぼす、多言は身を害す、沈黙は金 雄弁は銀、物言えば唇寒し秋の風、病は口より入り禍は口より出ず、禍は口から

舌禍(ぜっか)の使い方

健太
SNSで誰もが発信者になることができる時代になったね。
ともこ
おかげで舌禍事件が多発しているわよね。
健太
正義感にかられた批判者が多いから、すぐに炎上するよね。
ともこ
燃え尽きて灰になるまで炎上し続けるから、発言には気をつけないといけないわね。

舌禍(ぜっか)の例文

  1. 無思慮な発言が舌禍を引き起こす。
  2. 健太くんは、舌禍を引き起こした。
  3. 口を開けば失言といわれるほど舌禍を起こす。
  4. 舌禍で謝罪に追い込まれた。
  5. 舌禍が災いして引退することになった。

「舌禍事件」とは?

舌禍」を用いた語の一つに「舌禍事件(ぜっかじけん)」があります。

舌禍事件」とは、軽率な発言によって引き起こされた問題をいいます。

【例文】
・辛辣な言動から、舌禍事件を起こすことがしばしばある。
・元首相である彼は、舌禍事件を起こす常習犯だ。

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