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「拝見」の意味と使い方や例文!「拝見させていただく」は二重敬語?(類義語)

【二字熟語】
拝見

【読み方】
はいけん

【意味】
見ることの謙譲語。

【語源・由来】
「拝」は「自分の動作に添える謙譲語。」

【類義語】
拝観、拝覧

「拝見させていただく」は二重敬語?

拝見」は「拝見させていただく」という形で使われることがよくありますが、「拝見させていただく」は二重敬語で誤用です。

拝見させていただく」の「拝見」は見ることの謙譲語、「いただく」は「もらう」の謙譲語です。

このことから「拝見させていただく」は二重敬語といえます。

拝見する」と言い換えると良いでしょう。

【例文】

  1. 皆様の元気な姿を拝見し、心より安心いたしました。
  2. 資料を拝見します。
ビジネスの場面で二重敬語を使うと、頼りない、ビジネスに慣れていないという印象を与えてしまう危険性があります。丁寧な話し方が裏目に出ないよう気をつけましょう。

拝見(はいけん)の使い方

健太
ともこちゃんの家の隣には有名な作家さんが住んでいるんだよね。
ともこ
そうなの。でも姿を拝見したことが一度もないの。
健太
住んでいないのかな?
ともこ
買い物とかはお手伝いさんがやっているみたいで、本人はほとんど家の外に出ないのよ。

拝見(はいけん)の例文

  1. お手紙拝見いたしました。
  2. 切符を拝見します。
  3. お部屋の中を拝見してもよろしいでしょうか。
  4. お姿を拝見する限りは元気そうでした。
  5. 社長ご自慢のコレクションを拝見させてもらった。
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