【二字熟語】
雪隠
【読み方】
せっちん
【意味】
便所。かわや。
【語源・由来】
元、禅宗の語で「せついん」の転。また、「西浄(せいちん)」の転とも 。
【類義語】
便所、トイレ、かわや
雪隠(せっちん)の使い方
寒い季節の雪隠は行列ができているから嫌だな。
寒いと尿意が増すわよね。
尿意を我慢できたらいいのにな。
我慢すると病気になるからやめた方が良いわよ。
雪隠(せっちん)の例文
- お腹が痛い健太くんは雪隠にこもっている。
- デパートの雪隠はきれいで好きだ。
- この先雪隠がないから、今のうちに行っておいた方がいい。
- 雪隠の掃除を丁寧にすると運が良くなるそうだ。
- 健太くんの家の雪隠は私の部屋より広い。
「雪隠詰め」とは?
「雪隠」を用いた語の一つに「雪隠詰め(せっちんづめ)」があります。
「雪隠詰め」は、
①将棋で相手の王将を、盤の隅に追い込んで詰めること。都詰。
②逃げ場のない所へ追い詰めること。
という意味です。
【例文】
・借金乞ひのために逃げ道を失ひ、遂に雪隠詰めとなるあり。(洒落本、娼妓絹籭)
・健太くんを雪隠詰めにする。