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「余地」の意味と使い方や例文!「余地がない」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
余地

【読み方】
よち

【意味】
①余っている土地。あいている場所。
②物事をさらに行いうるゆとり。余裕。

【語源・由来】
「余」は「必要な分をこえて残る。引き続いてあとに残る。あまり。」
「地」は「一定の土地。場所。」

【類義語】
ゆとり、余裕

【対義語】
不足

余地(よち)の使い方

健太
この意見はどうかな。
ともこ
良さそうだけど、改善の余地があるわね。
健太
じゃあ、担当者を集めるよ。
ともこ
みんなで疑う余地がないくらい完璧な計画を立てましょう。

余地(よち)の例文

  1. なお検討の余地がある。
  2. 満員で立錐の余地もない。
  3. ともこちゃんの言う通りで、弁解の余地がない。
  4. このアイディアには再考の余地がある。
  5. 健太くんの犯行であることには、疑いの余地がない。

「余地がない」とは?

余地」は、「余地がない」という表現で使われることが多いです。

余地がない」とは、余裕がないこと、選択肢が限られていることなどをいいます。

【例文】
・彼が優秀な人材であることは、疑いの余地がない
・非の打ち所がなく、非難する余地がない

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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