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「酷暑」の意味と使い方や例文!「酷暑の候」が使える時期は?(類義語・対義語)

【二字熟語】
酷暑

【読み方】
こくしょ

【意味】
ひどく暑いこと。真夏の厳しい暑さ。

【語源・由来】
「酷」は「容赦がなく、きびしい。むごい。」
「暑」は「あつい。あつさ。」

【類義語】
極暑、炎熱、炎天、猛暑、炎暑

【対義語】
酷寒

酷暑(こくしょ)の使い方

健太
ラクダは酷暑や乾燥に強いんだよね。
ともこ
その秘密はあのコブにあるのよね。
健太
コブにエナジードリンクが入っているの?
ともこ
脂肪が入っているんですって。おかげで長時間飲み食いしないでも大丈夫らしいわよ。

酷暑(こくしょ)の例文

  1. 酷暑で、ボンネットで目玉焼きをつくることができそうだ。
  2. そんなに働いていないのに、酷暑でへとへとに疲れてしまった。
  3. ここ一週間酷暑が続き、そろそろ雨が降って欲しいと願う。
  4. 酷暑から逃れるために北海道に来たのに、北海道も暑い。
  5. 今年は百年に一度の酷暑といわれているが、去年も同じことをいっていた。

「酷暑の候」が使える時期は?

酷暑」を用いた語に「酷暑の候(こくしょのこう)」があります。

酷暑の候」の「」は、「時節。とき。おり。」という意味です。

酷暑の候」とは、「ひどく暑いおり。真夏の厳しい暑さのおり。」という意味です。

【類義語】
・猛暑の候(もうしょのこう)
・盛暑の候(せいしょのこう)
・炎暑の候(えんしょのこう)
・大暑の候(たいしょのこう)

酷暑の候」は手紙で使われることが多く、7月下旬から立秋(8月7日~8日頃)までとされています。

近年では、9月上旬まで暑い日が続くことがありますが、8月上旬までしか使うことができないので注意しましょう。