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「大過」の意味と使い方や例文!「大過なく」とは?(類義語)

【二字熟語】
大過

【読み方】
たいか

【意味】
①大きなあやまち。大変な失敗。
②きわめて大きいこと。

【語源・由来】
大きな過ちの意。

【類義語】
失敗、失態、過失、手違い

大過(たいか)の使い方

健太
天気予報の精度が上がったおかげで、急な雷雨を避けることができたんだ。
ともこ
天気予報の精度が上がると、イベントの日程調整で大過に至らずに済むわよね。
健太
あとは地震を予測することができたらいいよね。
ともこ
世界の天才たちにがんばってもらいたいわね。

大過(たいか)の例文

  1. 深刻なことはない、適当に時間をつぶしていて大過ないはずだ。
  2. 彼は大過なく務めを果たしている。
  3. 蹴落とし合いが当たり前のこの世界で、大過なく生きていくのは難しい。
  4. せつ子もその手を用いて大過なくやってきたが、今度だけは勝手がちがう。(坂口安吾、街はふるさと)
  5. すべては大過なく処理され、異議は滅多に生じません。

「大過なく」とは?

大過」を用いた表現の一つに「大過なく」があります。

大過なく」とは、大きなあやまちや大変な失敗も無くという意味です。

【例文】

  1. これまで大過なくやってきたのだから、これからもうまくやっていけると思っていた。
  2. 大過なく平和で穏やかな日々を過ごした。
  3. 大過なく職務を果たし、退職の日を迎えました。