大勢の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
大勢
【読み方】
おおぜい
【意味】
多くの人。多人数。
副詞的にも用いる。
あー、それはつまり、「大勢」っていうのは、ものすごい多くの人たちのことを言うんやな。
それに、この言葉は、名詞として使うだけやなくて、動きや様子を表すときにも使えるってことやね。なんか、便利な言葉やなぁ。
【語源・由来】
「大」は「形・数量・規模などがおおきい。」
「勢」は「むれ。人の集まり。」
【類義語】
多勢、大人数
【対義語】
小勢
大勢(おおぜい)の解説
カンタン!解説
「大勢」っていう言葉は、たくさんの人や多人数を指すんだよ。
たとえば、「大勢の出席者」っていうと、たくさんの人たちが出席しているという意味になるんだ。「大勢で見学する」や「大勢で花見にくり出す」っていう表現も、多くの人たちが一緒に何かをする、という意味になるよ。
また、面白いことに、「大勢」は名詞としてだけでなく、副詞としても使うことができるんだ。副詞って、動詞や形容詞、他の副詞を修飾する言葉のことだよ。だから、「大勢来る」とか「大勢いる」という風に、文中で使うことができるんだ。
この「大勢」って言葉の対義語は「小勢(こぜい)」っていうんだ。「小勢」は少しの人数や少ない人数を意味するよ。
だから、「大勢」っていう言葉は、人がたくさんいる状況を表現するときに使うんだね。
大勢(おおぜい)の使い方
先生の家に行くのに、大勢で押しかけたら迷惑じゃないかな。
先生は喜ぶわよ。
奥さんは迷惑だろうな。
迷惑でしょうね。先生はあとで怒られるわね。
大勢(おおぜい)の例文
- そのセミナーには、大勢の人が参加しました。
- 子供たちが塾から大勢出てきました。
- ともこちゃんは、大勢のファンに囲まれ戸惑っていました。
- 大勢の人の前で挨拶するのは苦手です。
- 大勢の人が彼の見送りにやってきました。
大勢の文学作品などの用例
「大勢」と「多勢」の違いを解説
「大勢」は、以前は「多勢」と書きました。
「多勢」は、「人数の多いこと。大勢。」という意味です。
「多勢」の「多」は、数や量がおおいという意味なので「大勢」と同じ意味で使われます。
「大勢」と「多勢」、両方とも「たくさんの人」を表すんだけど、ちょっとニュアンスが違うんだよ。「大勢」は一般的に使われ、たくさんの人が集まっている様子を表す言葉だね。
一方、「多勢」は人数が多いことを強調するような感じで使われることが多いよ。
なるほどな。つまり、「大勢」は「人がたくさん集まってる」みたいな感じやな。パーティーやコンサートで人がわんさかいるところとかを想像するとええかもしれへんな。
「多勢」は、どちらかというと「数が多い」ってことを強調するんやな。たとえば、「敵が多勢でこっちは少数」とか、戦いの場面でよく使われる言葉やで。
そして、この言葉は名詞としてだけでなく、副詞的にも使われることがあるんだ。