御浚の読み方・意味とは?(語源由来・類義語)
【二字熟語】
御浚
【読み方】
おさらい
【意味】
①教わったことを繰り返し確かめたり練習したりすること。復習。
②芸事の師匠が弟子を集めて、日ごろ教えたことを演じさせること。また、その会。温習 (おんしゅう) 。
なるほどな、それはつまり、「学んだことを何回も繰り返して練習すること」や、「何回も同じことを繰り返すこと」を「御浚」って言うんやな。
そして、芸の世界では、「習ったことを見せる発表会」のことも「御浚」って言うんやね。勉強したり、練習したり、発表したり、色々な意味があるんやな。
【語源・由来】
「御」は、接頭語。
「浚」は「水底の土砂を掘って深くする。さらう。」
川底の土砂を取り除けば水の巡りが良くなることから。
【類義語】
復習
御浚(おさらい)の解説
カンタン!解説
「御浚」(おさらい)っていう言葉は、何かを教わった後で、そのことを再び勉強したり、練習したりすることを指すんだよ。つまり、それは「復習」や「繰り返し学ぶこと」を意味する言葉だね。
例えば、「三味線や踊の御浚」という表現では、三味線の演奏方法や踊りを教わった後で、その技術や知識を再び練習していることを表しているんだ。
そして、「御浚」のもう一つの意味は、習ったことや学んだことを発表する会、特に芸事の世界で使われる言葉だよ。「西川の御浚は何日だネ」っていう文では、西川で開催される習った芸を発表する会(おさらい)は何日に開催されるのか、という意味になるよ。
つまり、「御浚」は、何かを再び勉強すること、または、学んだことを他人に披露する場を指す言葉なんだよ。
御浚(おさらい)の使い方
健太くん。ピアノの御浚はしたの?
まだやっていないよ。今から遊びに行くんだ。
習ったことはすぐに御浚しないと身につかないわよ。
でも遊びに行かないと友達を失くしちゃうよ。
御浚(おさらい)の例文
- 明日、ダンス教室の御浚会があります。
- 前回の御浚をしてみましょう。
- 予習をして、授業を受け、御浚すれば塾に行く必要はないよ。
- 夜遅くまで御浚をしていたので、朝は寝坊しました。
- 先生の言ったことを頭の中で御浚する。
そして、もう一つの意味としては、芸事において、習ったことの成果を発表する会のことを指すんだよ。