過日の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
過日
【読み方】
かじつ
【意味】
過ぎ去ったある日。せんだって。先日。
何日か前にあった出来事や話題を指すときに使う言葉なんやな。つまり、「この前、あんなことあったやろ?」って話すときに便利な言葉やわ。
【語源・由来】
過ぎた日の意。
【類義語】
先日、先般
【対義語】
今、現在、後日、未来
過日(かじつ)の解説
「過日」という言葉は、文字通りに解釈すると「過ぎ去った日」という意味になるんだよ。要するに、現在の日から数日前や、もう少し前の特定の日のことを指すんだ。
例えば、あなたが友達に会ったのが1週間前だったとして、その友達と再び会ったときに「過日はありがとう」と言うことができる。これは「1週間前に会ったとき、ありがとう」という意味になるんだ。
また、「過日お目にかかりました折」は、ちょっと前にその人に会ったときのことを指して話しているんだ。この「折」は、特定の時点や機会を指す言葉で、ここでは「過日に会ったとき」という意味になるよ。
さらに、「過日は大変お世話になりました」というのは、過去のある日にその人から大きな助けを受けた、あるいはその人に何かしてもらったという感謝の意味が込められているんだ。
だから、「過日」という言葉は、ちょっと前にあったある日のことを思い出して話すときや、その日の出来事について感謝や思い出を語るときに使う言葉なんだね。
過日(かじつ)の使い方
過日(かじつ)の例文
- 過日発表させていただきました通り、映画公開中止を決定しました。
- 過日、ロケハンと取材を兼ねて現地を回りました。
- 過日の対アメリカ戦に健太くんが出場していました。
- 過日、東京へ出張する新幹線の中でともこちゃんを見かけました。
- 過日の台風でビニールハウスが倒壊してしまい、まだ再建できていません。
過日の文学作品などの用例
「過日」と「先日」「先般」の違いを解説
「過日」に似ている語に「先日(せんじつ)」「先般(せんぱん)」があります。
「過日」と「先日」の違いは?
「先日」は、「近い過去のある日。このあいだ。過日。」という意味です。
「過日」も「先日」も、近い過去のある日をいいます。
しかし「過日」は、遠い過去のある日という意味も含まれる点が違います。
一方、「先日」という言葉も近い過去のある日を示すが、実際には「この間」や「最近」というような意味で使われることが多いよ。
一方、「先日」はもうちょい「最近」のことを言いたいときによく使われるんやな。でも、正直、使い方は似てるから、日常会話で混同されることもあるんやろな。
「過日」と「先般」の違いは?
「先般」は、「さきごろ。このあいだ。過日。」という意味です。
「過日」も「先般」も、あまり遠くない過ぎ去ったある日のことをいいます。
しかし「過日」は、遠い過去のある日という意味も含まれる点が違います。
一方、「先般」という言葉は、最近のこと、特にちょっと前の出来事や期間を指すものだ。具体的な日付を示すわけではなく、少し広い意味で「この間」や「最近」といった感じに使われることが多いよ。
一方で、「先般」はもうちょっと広い意味で、最近の出来事やある期間を指すんやな。日付だけじゃなくて、最近の出来事や時期を言いたいときに使うんやね。ちょっとニュアンスが違うんやな、これは。
つまり、「先日」や「せんだって」と同じような意味なんだよ。