【二字熟語】
数々
【読み方】
かずかず
【意味】
①数え上げる数が多いこと。種類が多いこと。あれこれ。いろいろ。副詞的にも用いる。
②「数の子」を表す女房詞。古い用法。
【類義語】
多数、幾多、いろいろ、さまざま など(文脈による)
「数々」の意味を簡単にいうと
「数々」は、物・出来事などがたくさんあることを表します。
「数々の作品」「数々の経験」「数々の困難」のように、数の多さを意識して使われることが多い言葉です。
「数々」と「様々」の違い
- 数々:数・種類が多いことに重点がある
- 様々:それぞれが異なり、多様であることに重点がある
たとえば「数々の意見」は、意見がたくさんあることを強調します。
「様々な意見」は、意見の内容がそれぞれ異なることを強調します。
実際には意味が重なり、同じ文で言い換えられることもあります。
「数々」と「幾多」の違い
「幾多」も、数が多いことを表す言葉です。
「数々」は日常文でも広く使われますが、「幾多」は「幾多の困難」「幾多の年月」のように、やや文章語的な響きがあります。
「数々」が「数の子」を意味することがある?
古い用法では、「数々」は数の子を表す女房詞として使われることがあります。
女房詞とは、宮中に仕える女性たちの間で使われた独特の語彙です。詩や和歌で単に別の言葉へ言い換える技法という意味ではありません。
現代の日常語で「数々」が数の子を意味することは、ほとんどありません。
数々(かずかず)の例文
- その作家は数々の作品を残した。
- 数々の経験が今の仕事に生きている。
- 計画には数々の課題が残っている。
- 大会で数々の記録が生まれた。
- 資料には当時の写真の数々が収められている。

















