観点の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
観点
【読み方】
かんてん
【意味】
物事を見たり考えたりする立場。見地。
それを示す言葉が「観点」なんやな。おもろいな、人それぞれで見方が変わるんやもんな。
【語源・由来】
「観」は「物事を見て、意味や本質をとらえる。考える。」
「点」は「特定の位置や個所。」
【類義語】
視点、見地
観点(かんてん)の解説
「観点」という言葉はね、物事をどう考えるか、どう見るかという「立場」や「角度」のことを指すんだよ。
たとえば、ある映画を見たとき、映画好きの人はストーリーや演技の面から評価するかもしれないけど、音楽好きの人はサウンドトラックや音楽の部分に注目するかもしれない。それぞれの「観点」が違うから、同じ映画に対しても感じることや考えることが異なるんだよ。
「環境保護の観点に立つ」という表現は、何かを考えるときや行動するときに、環境が守られるような方向で考えるって意味だよ。例えば、新しい製品を作るときに、環境に優しい素材を使うか、リサイクルが容易な設計にするかといったことを前もって考える。この場合の「環境保護の観点」っていうのは、「環境が維持されるようにどう行動するか?」という特定の角度や立場から物事を考察するんだ。
このように「観点」という言葉は、どのような基準や立場、考え方を持って、物事を評価や分析をするかということを示しているんだ。それによって、得られる情報や結論が変わってくるから、物事を考えるときには、どの「観点」からそれを見ているのかを明確にすることが大切なんだよ。
要するに、「観点」という言葉は、私たちが物事をどのような角度や立場から考えているのか、ということを強調するために使われるんだね。
観点(かんてん)の使い方
観点(かんてん)の例文
- 欠点は別の観点からすると長所であり、逆もまた然り。
- 耐久性に優れているが、美しさの観点からするといまいちなんだ。
- 様々な観点から事件を眺め、思い込みを取っ払う。
- 当園は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、一部施設で利用制限を設けております。
- 三つの観点から問題解決に取り組んでいく。
観点の文学作品などの用例
-
・・・であったような特殊な観点から来る深い認識があったのではないか・・・ 寺田寅彦「小泉八雲秘稿画本「妖魔詩話」」
「観点が違う」とは?
「観点」は、「観点が違う」という表現で使われることがあります。
「観点が違う」とは、物事を見たり考えたりする方法が異なることをいい、物事に対する基本的な考えが異なることを意味します。
それぞれの人が持っている基本的な考え方や視点が異なることを意味しているよ。
それぞれが持ってる考え方や見方がちゃうってことやろ。みんなちがって、みんないい感じやな!
【例文】
- 学校によって評価の観点が違うから内申点は難しい。
- 観点が違う人同士が議論しても答えは出ないよ。
ある事柄に対する見方や考え方の基準となる位置を指すんだ。