機密の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
機密
【読み方】
きみつ
【意味】
政治・軍事上、きわめて重要な事柄についての秘密。
これ、普通の人は知らん方がええんやろな。大事な情報が漏れたら大変なことになるもんな。
【語源・由来】
枢機に関する秘密の意。
【類義語】
秘密
機密(きみつ)の解説
「機密」という言葉はね、大切な秘密、特に政府の重要な事柄や軍の大事な情報についての秘密を意味しているんだよ。
例えば政府の場合、国の安全や、外交に関する重要な情報が「機密」になり得るんだ。軍の場合は、戦術や装備、兵力など、敵に知られたくない大切な情報が機密として扱われるんだよ。
「機密の漏洩(ろうえい)を防ぐ」というのは、この大切な秘密が外に漏れ出ないように守る、つまり他の人たちに知られないようにすることを言っているんだ。漏洩っていうのは、内部の情報が外に漏れることだから、機密の漏洩は重大な問題になることもあるんだよ。
そして、「機密文書」というのは、この大切な秘密が書かれている文書のことを指すんだ。機密文書は、限られた人しか見ることができなくて、特別に保護されていることが多いんだよ。たとえば、国の安全に関する大切な情報や、特許になる新しい発明の詳細などが機密文書に書かれることがあるんだ。
だから、「機密」という言葉は、政府や軍の重要な情報、または特定の組織の大切な秘密を表しているんだね。
機密(きみつ)の使い方
機密(きみつ)の例文
- 機密費から元皇族の警備費が捻出されるという話だ。
- 政府が戦時中の機密文書を公開した。
- スパイの手で、軍事上の機密が漏れた。
- この情報は公開はできない機密事項だ。
- これは最高機密の研究なので、限られた研究員しか知らない。
機密の文学作品などの用例
- ・・・アはさも自分が国家の機密に通暁している人物のように、アメリカとい・・・ 宮本百合子「今日の生活と文化の問題」
「機密」と「秘密」の違いを解説
「機密」に似ている語に「秘密(ひみつ)」があります。
「秘密」は、
①他人に知られないようにすること。隠して人に見せたり教えたりしないこと。また、そのようなさまやそのような事柄。
②一般に知られていないこと。また、公開されていないこと。
③人に知らせない奥の手。秘訣 (ひけつ) 。
④仏語。
㋐深遠・微妙で容易に知りがたい奥義。
㋑ある隠された意味をもって説くこと。密教で大日如来の説法などをいう。
㋒真言宗の教義。密教。
という意味です
「機密」も「秘密」も、隠して他人に教えないことをいいます。
しかし「機密」は、枢機に関する秘密の意で、政治的・軍事的に国家にとって重要な秘密をいいます。
対して「秘密」は、日常的な事柄にも、公的な事柄にも使われます。
一方、「秘密」はもっと広い意味を持ち、他人に知られたくない情報全般を指す。個人の秘密から、公には知られていない事柄まで、さまざまな情報が含まれる。そして、仏語での用法もあるんだよ。
一方で、「秘密」は、なんやかんや、人に知られたくない事やねんな。個人の小さい秘密から、みんなに知られてへん大事な事まで。そして、仏教のお話も入るんやな。まあ、違いわかったわ。大事なのは、秘密は秘密、ばれたらアカンねんな!
これは、一般の人々には知られていない、とても大切な情報だね。