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「来賓」の意味と使い方や例文!「御来賓」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
来賓

【読み方】
らいひん

【意味】
式典や会合に招待されてきた客。来客を丁寧にいう語。

【語源・由来】
「来」は「くる。やってくる。」「賓」は「まろうど。客人。たいせつな客。」

【類義語】
お客様、招待客、賓客、ゲスト

「来賓」と「御来賓」の違いは?

来賓」には、「来賓」という場合と「御来賓」という場合が存在します。

御来賓」の「御(ご)」は尊敬を表す接頭語です。相手・第三者の状態・行動や関連する事物を示す語につけて、相手・第三者に対する敬意を表します。

なので「御来賓の皆様」という時などは、「来賓」に向かって呼びかけているので「御(ご)」をつけて「御来賓」とします。

来賓として卒業式に参列する」など自分のことを言う時、「来賓席」のように名詞として使う際は「御(ご)」はつけません。

来賓(らいひん)の使い方

ともこ
健太くん。このイスは来賓用よ。
健太
うわっ。来賓用だけふかふかじゃないか。
ともこ
招かれている偉い人だからね。
健太
僕も偉くなって、来賓席に座りたいな。

来賓(らいひん)の例文

  1. 来賓を迎えて盛大な開会式が行われました。
  2. 来賓の席は最前列にあります。
  3. 来賓の方々をはじめ、皆様にはお忙しい中、ご臨席を賜り誠にありがとう. ございます。
  4. 本日お越しいただいておりますご来賓の皆様方をご紹介させていただきます。
  5. 多数のご来賓、保護者の皆様方のご臨席を頂き卒業証書授与式を挙行するにあたり、ひとことご挨拶を申し上げます。