恐怖の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
恐怖
【読み方】
きょうふ
【意味】
おそれること。こわいと思うこと。また、その気持ち。
暗い夜道とか、お化け屋敷行ったときのあの気持ち!それが「恐怖」やな。
【語源・由来】
「恐」は「こわがる。おそれる。」
「怖」は「びくびくする。こわがる。」
【類義語】
恐れ、畏怖、怖気、脅威、怖い
【対義語】
安堵、平安、平穏、安心
恐怖(きょうふ)の解説
「恐怖」という言葉は、怖いと感じることや、それに伴う心の動きや気持ちを指す言葉なんだよ。
たとえば、暗い夜道を1人で歩いているときに、後ろから足音が聞こえたら、その足音に怖がって、どうしようって思うかもしれないよね。そういうときに感じるのが「恐怖」っていう感情なんだ。「恐怖にかられる」っていうのは、すごく怖いことや出来事に出くわして、怖さで身体が固まってしまう、動けなくなるっていう状態を表しているんだよ。
また、「人心を恐怖せしめる事件」っていうのは、たくさんの人々がその事件に怖がった、おびえたという意味だね。つまり、その事件がとてもショッキングで、多くの人がそれに驚き、怖がったということを示しているんだ。
さらに、「恐怖心」っていう言葉は、恐れや不安を感じることを指すんだ。何かに対して怖がる気持ちや、不安に思う気持ちを持っている状態を言うよ。たとえば、高い場所が苦手な人が、高いところに上がるときに感じる怖さや、心の中にわき上がってくる不安のことを「恐怖心」と言うんだよ。
だから、「恐怖」という言葉は、何かに怖がる、あるいは不安に思う感情や状態を示しているんだね。
恐怖(きょうふ)の使い方
恐怖(きょうふ)の例文
- 恐怖で足がすくんで一歩も動けない。
- 患者の恐怖や不安を取り除くために、納得のいくまで丁寧に説明をする。
- 船の事故が発生し、恐怖を感じた旅行客からのキャンセルが相次いだ。
- 社会から除け者にされるのではないかという恐怖を感じる。
- 自分はいったいどんな大人に成長するのか、未来に希望を抱きつつ、恐怖も感じる。
恐怖の文学作品などの用例
「恐怖政治の会社」とは?
「恐怖」を用いた表現に「恐怖政治の会社」があります。
投獄、殺戮(さつりく)などの苛烈な手段によって反対者を弾圧して行う政治のことをいます。特に、フランス革命当時のジャコバン党政権による弾圧政治をいいます。
「恐怖政治の会社」とは、民衆を弾圧して統治する独裁政治のように、社員を怒鳴り恐怖を与え、その恐怖で社員を支配し働かせようとする会社のことをいいます。
国のトップが民衆を怖がらせて、何でも言うことをきかせるようなのと同じ感じで、会社でそれやってるところを「恐怖政治の会社」というんやな。ヤバそうやな、そんなところ。
「恐怖政治の会社」の社員は、「恐怖」に支配され、思考停止状態になり上司の言う事に従順な、いわゆる社畜になります。
社畜化した社員は視野が狭くなり、実力を出し切れずミスが増え、独創的な発想を出すこともできなくなります。「恐怖政治の会社」は、社員にとっても会社にとっても不幸な結果を生み出すと言えます。
何かが危険だったり、不安だったりするときに感じる気持ちを表現するのに使われるんだ。