「二字熟語の百科事典」が書籍化されました!詳細はコチラ

「興味」の意味と使い方や例文!「興味津々」とは?(類義語・対義語)

興味の読み方・意味とは?(類義語・対義語)

意味

【二字熟語】
興味

【読み方】
きょうみ

【意味】
①その物事が感じさせるおもむき。おもしろみ。興。
②ある対象に対して抱く特別の関心。
③心理学で、対象に価値やおもしろさを感じ、関心を向ける心の働き。教育学では、学ぶ意欲を生む要因の一つ。

二字熟語の博士
「興味(きょうみ)」は、物事のおもしろみや、知りたい・関わりたいと思う関心を表し、学習の意欲にもつながる言葉だよ。
助手ねこ
オラ、知らない星の話を聞いてもっと調べたくなったら、それは「興味がわいた」と言えるんだニャ。

【語源・由来】
「興」は「おこる。感情がわき起こる。おもしろみ。」
「味」は「味わい。物事のおもむき。」

【類義語】
関心、好奇心、興趣(意味によって異なる)

【対義語】
無関心(対象に心を向けないという意味で)

興味(きょうみ)の解説

カンタン!解説
解説

「興味(きょうみ)」には、物事のおもしろみと、ある対象に向ける関心という意味があるよ。

「興味のある本」は、自分が読んでみたいと思う本のこと。「興味を引く」は、相手の関心を引きつけること。「興味がわく」は、もっと知りたいという気持ちが生まれることなんだ。

また、「興味深い」というと、内容がおもしろく、関心を引かれる様子を表すよ。「興味本位」は、おもしろそうだという気持ちだけで行動することを表し、軽率さを含む場合があるんだ。

心理学や教育学では、ある対象に関心を向けたり、学ぼうとする意欲を支えたりする心の働きとしても扱われるよ。

「興味津々(きょうみしんしん)」は、興味が次々とわいて尽きない様子を表す四字熟語なんだ。「津々」は、絶えずわき出るような様子を意味するよ。

興味(きょうみ)の使い方

健太
ともこちゃん、この図鑑に知らない星がたくさん載っているよ。
ともこ
宇宙に興味を持ったのね。どの星が気になる?
健太
土星の輪っかがどうやってできたのか、もっと調べたいな!
ともこ
いいね! 図書館で宇宙の本を探してみましょう。

興味(きょうみ)の例文

例文
  1. 健太くんは、宇宙に興味を持ち、図鑑を読んでいる。
  2. 先生が話してくれた星の話は、とても興味深かった。
  3. 興味本位で首を突っ込んではいけない。
  4. 園芸に興味を持ったともこちゃんは、花の育て方を調べ始めた。
  5. 興味のある記事を集めて、スクラップブックを作った。

興味の文学作品などの用例

  1. ・・・自身にとってこの話が興味あるように、内蔵助にとっても興味があるも・・・ 芥川竜之介「或日の大石内蔵助」

  2. ・・・敵地に乗り込んだ、無興味な一人の将校のような気持ちを感じた。それ・・・ 有島武郎「親子」

  3. ・・・同時にフレンチは興味を持って、向側の美しい娘を見ている。その容色・・・ 著:アルチバシェッフミハイル・ペトローヴィチ 訳:森鴎外「罪人」

「興味津々」とは?

「興味」には、「興味津々(きょうみしんしん)」という四字熟語があります。

「興味津々」とは、興味が次々とわいて尽きない様子や、ある物事に強く心を引かれる様子を表します。

「津々」には、物事が絶えずわき出て、尽きないという意味があります。「興味津津」と書くこともあります。
二字熟語の博士
「興味津々」は、興味が次から次へとわき、知りたい気持ちが尽きない様子を表す言葉だよ。
助手ねこ
オラ、初めて見る実験をじっと見つめて、もっと知りたくなるときは「興味津々」なんだニャン。
「興味しんしん」の正しい表記は「興味津々」または「興味津津」です。「興味深々」は誤記で、「津々」を「深々」と混同した表記です。
【対義語】
・興味索然(きょうみさくぜん)

【例文】
・ともこちゃんは、初めて見る科学実験に興味津々だった。
・健太くんは、興味津々の表情で展示を見つめていた。
・初めて土星の写真を見た子どもたちは、興味津々で図鑑を見ていた。

ABOUT US
北澤篤史漢字熟語・二字熟語の専門家
漢字熟語・二字熟語の意味や使い分けを研究・解説する専門家。ことわざ学会理事、2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(いずれも講談社)がある。
北澤篤史の詳しいプロフィールを見る