局面の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
局面
【読み方】
きょくめん
【意味】
①碁や将棋の盤面。また、勝負の形勢。
②物事の、その時の状況・状態。
なんか、一瞬一瞬の大事なシーンや重要な状況ってことやろ?碁や将棋の途中の盤面やら、なんか物事の大事な瞬間瞬間を指してるわけやな。
【語源・由来】
「局」は「碁盤や将棋盤。また、その一勝負。」
「面」は「向いている方・側。向き。」
【類義語】
事態、様相
【対義語】
情勢、時勢、流動
局面(きょくめん)の解説
「局面」という言葉には、2つの意味があるんだ。
まず、第一の意味としては、碁や将棋の盤面のことを言うんだ。碁や将棋は盤上での戦略ゲームだから、その時点での石や駒の配置、そしてその配置による勝敗の形勢を「局面」と呼ぶんだ。つまり、ゲームの流れや展開を示すものだね。
次に、第二の意味としては、物事のその時の状況や状態を指すんだよ。例えば、プロジェクトやイベントの進行中に、大切な決断をしなければならない時点や、特定の状態を「局面」と言うことができるんだ。この意味では、日常生活や仕事、学校などさまざまな場面で使われることが多いよ。
たとえば、「重大な局面に立つ」は、とても大切な、決定的な瞬間や時点にいることを表しているんだ。この「局面」での決断や行動が、今後の結果や流れに大きく影響する可能性があるっていう意味だよ。また、「厳しい局面を強いられた」は、困難な状況や厳しい状態に直面している、またはそういった状況に置かれてしまったということを示しているんだ。この「局面」は、チャレンジや問題を乗り越えるための努力や工夫が求められる時点を指すんだね。
だから、「局面」という言葉は、碁や将棋の盤面や物事の状況、または特定の時点や場面を示すものなんだね。
局面(きょくめん)の使い方
局面(きょくめん)の例文
- 彼は、個人で局面を打開できる技術を持つ優秀な選手です。
- 紛争が新しい局面を迎える。
- それは無能な人が飛びつきそうな、安易な局面打開策だった。
- 物価高騰が続く中、景気は低迷局面に差し掛かる可能性が高い。
- コロナウイルスのパンデミックなどの厳しい局面を乗り越えるため、厄払いの願いを込めてアマビエの像を飾る。
局面の文学作品などの用例
「局面を迎える」とは?
「局面」を用いた表現の一つに「局面を迎える(きょくめんをむかえる)」があります。
「局面を迎える」の「迎える」とは、「(確実にやってくる)ある時期や段階を目前にする。また、その時期や段階が訪れる。」という意味です。
「局面を迎える」とは、それまでとは別の新しい状況になることをいいます。
何かの出来事や状態が一変する、その瞬間やタイミングを指す言葉なんだ。
前とはちょっと違う雰囲気になるのが「局面を迎える」ってことやな。うんうん、わかったわ~。新しい展開やね!
【例文】
- これから非常に難しい局面を迎えると予想される。
- 日本経済は、今後厳しい局面を迎えると思われる。
- 日本代表の戦いが、ついに最終局面を迎える。
2つ目の意味では、物事のある特定の時点での状態や状況を示しているんだ。