【二字熟語】
崇拝
【読み方】
すうはい
【意味】
①あがめうやまうこと。
②宗教的対象を崇敬し、これに帰依すること。
【語源・由来】
「崇」は「たっとぶ。とうとぶ。あがめる。うやまう。」「拝」は「神仏をうやまう。」
【類義語】
讃美、心酔、敬慕、礼賛、崇敬
【対義語】
軽侮
崇拝(すうはい)の使い方
太陽って、古来から崇拝の対象になっているよね。
そうね。実際太陽がないと困ることが多いわよね。
いつかは消えてなくなるのかな。
太陽は水素ガスの核融合反応で光を出しているわけだから、水素がなくなったら消えるわね。
崇拝(すうはい)の例文
- 健太くんのおばあさんは舶来品を崇拝している。
- 偶像崇拝を禁じている。
- 英雄崇拝は民衆の危機的意識の投影といえます。
- 健太くんは優秀なともこちゃんを崇拝している。
- 崇拝している歴史上の人物は誰ですか。
「崇拝」と「信仰」や「尊敬」の違いは?
「崇拝」と似た語に「信仰」や「尊敬」があります。
それぞれの意味は、
- 「信仰」・・・信じたっとぶこと。宗教活動の意識的側面をいい、儀礼と相まって宗教の体系を構成し、集団性および共通性を有する。
- 「尊敬」・・・他人の人格・行為などをとうとびうやまうこと。そんきょう。
- 「崇拝」・・・あがめうやまうこと。宗教的対象を崇敬し、これに帰依すること。
違いは、
「信仰」・・・特定の対象を絶対のものとして信じ疑わないこと。
「尊敬」・・・模範となる人をうやまうこと
「崇拝」・・・心から引かれて夢中になり、価値を重んじること。
となります。
「信仰」と「崇拝」は同じような意味ですが、「信仰」が「信じること」に対し、「崇拝」は「夢中になる」という点で異なります。
「尊敬」は「人をうやまう」ことなので、夢中になったり信じるとは意味が異なります。