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「礼儀」の意味と使い方や例文!「礼節」「マナー」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
礼儀

【読み方】
れいぎ

【意味】
人の行うべき礼の道。

【語源・由来】
礼と義。

【類義語】
作法、行儀

【対義語】
無礼、無作法

礼儀(れいぎ)の使い方

ともこ
道がつく習い事をしている人って礼儀正しいわよね。
健太
茶道とか、華道とか、柔道とか。
ともこ
健太くんは空手道を習っているのに、礼儀正しくないわね。
健太
そんなこと無いよ。礼儀作法はばっちりだよ。

礼儀(れいぎ)の例文

  1. それは礼儀に反する行いだと自分で気が付かなかったのかな。
  2. 親しき中にも礼儀ありというから、家族だからといって何でも許されるわけではない。
  3. 土足で道場に上がるとは、礼儀知らずなやつだ。
  4. 人の名をたずねる前に自分が名乗るのが礼儀というものだろう。
  5. 人にぶつかったら謝るのが礼儀です。

「礼儀」と「礼節」「マナー」との違いは?

礼儀」に似ている語に「礼節(れいせつ)」「マナー」があります。

「礼儀」と「礼節」の違いは?

礼節」は、「貴人に対して礼を行う作法。礼儀のきまり。」という意味です。

礼節」は、礼儀と節度をいう語なので、「礼儀」と通じる点があります。

しかし「礼儀」には、「節度」という意味がない点が違います。

「礼儀」と「マナー」の違いは?

マナー」は、「行儀。作法。」という意味です。

礼儀」も「マナー」も、守るべきとされている言語、動作、態度のきまりごとをいいます。

しかし「礼儀」は、主に、人と接するときの正しい態度をいいます。

対して「マナー」は、人に接するときの正しい態度だけでなく、食事などの行動一般について使われる点が違います。