軽妙の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
軽妙
【読み方】
けいみょう
【意味】
文章・話・技などが、軽快でうまみがあること。気が利いていておもしろいこと。また、そのさま。
何かを上手にやって、人を笑わせたり、楽しませたりするのが「軽妙」ってわけやな。おもろいこと言う人や、手際のいい人を見て、「あいつは軽妙やなぁ」とか言うわけや。
【語源・由来】
「軽」は「重苦しくない。かろやか。」
「妙」は「奥深く味がある。きわめて巧みである。」
【類義語】
軽やか、軽快
軽妙(けいみょう)の解説
「軽妙」という言葉はね、文章や話、技などが軽やかで上手で、面白くて、すごく巧みなことを意味しているんだよ。つまり、何かをするときに、それがすごくスマートで、ひらめきがあって、人を楽しませることができるっていうことなんだ。
たとえば、「軽妙な筆致」というのは、文字や絵を描くときに、その筆の使い方がすごく上手で見ていて楽しいっていうことを言うんだよ。例えば、先生が黒板に字を書く時、その字がすごくきれいで、何か特別な感じがするとか、絵を描く人がとても軽やかに、でも上手に絵を描いているのを見ると、「軽妙な筆致」って言えるんだ。
また、「軽妙なアイデア」というのは、そのアイデアが新鮮で、賢く、面白いということを意味しているよ。例えば、誰も思いつかないようなユニークな解決策を考えたり、面白いやり方で問題を解決したりする時、それが「軽妙なアイデア」と言えるんだよ。
ちなみに、「軽妙」の名詞形で、「けいみょうさ」というのは、物事を軽やかで巧みに、面白くする力や特徴のことを言うんだよ。
だから、「軽妙」っていう言葉は、物事を楽しく、面白く、スマートにする特質や様子を表しているんだね。
軽妙(けいみょう)の使い方
軽妙(けいみょう)の例文
- 彼らの軽妙なやり取りは、見ていておもしろい。
- センターの子だけ軽妙な足さばきで、レベルが違った。
- 軽妙洒脱な演技で多くのドラマに出演し、一時代を築いた俳優です。
- 重くなりがちなテーマを軽妙に描いて視聴者の心をつかんだ。
- 彼の軽妙で洒脱な語り口は、何時間聞いていても飽きない。
軽妙の文学作品などの用例
「軽妙洒脱」とは?
「軽妙」を用いた四字熟語に「軽妙洒脱(けいみょうしゃだつ)」があります。
「軽妙洒脱」とは、軽快妙味でしゃれていることという意味です。
たとえば、ジョークを言う時にサラッと面白く言えたり、何かをやる時にスマートに見えることを指しているんだね。
おしゃべりが上手で、ひょうきんで、しかもちょっとオシャレな感じやな。おもしろくて、かっこいいことやねんな。
【例文】
・野次さんと喜多八の、軽妙洒脱なやり取りの巧妙さが、全篇の眼目だけに(川口松太郎、鶴八鶴次郎)
聞いたり見たりする人を楽しませることができる、そんな風に気の利いた様子を表す言葉なんだ。