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「平明」の意味と使い方や例文!「平明な文章」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
平明

【読み方】
へいめい

【意味】
①わかりやすくはっきりしていること。また、そのさま。
②夜明け。明け方。

【語源・由来】
「平」は「やさしい。簡単。」
「明」は「あきらか。あきらかにする。」

【類義語】
明快、簡明、明晰、明白、明瞭、端的

【対義語】
茫茫、不明瞭、難解、晦渋、空漠

平明(へいめい)の使い方

健太
手紙の書き出しは、大寒を間近にして、寒さがいよいよ本格化してきましたがというように堅苦しく書けばいいのかな。
ともこ
無理して丁寧に書くより平明な方が良いんじゃないかしら。
健太
平明な文章で良いの?
ともこ
健太くんの手紙はビジネスじゃないし、下手にがんばって文法の間違いをおかすよりいいんじゃないかしら。

平明(へいめい)の例文

  1. 平明な文体で読みやすい。
  2. 万人に理解されるように平明に記す。
  3. 平明な解説で生徒に人気がある。
  4. 平明だが感情がこもったいい文章だ。
  5. 子供には平明な言葉で話しかける。

「平明な文章」とは?

平明」は「平明な文章」という表現で使われます。

平明な文章」とはわかりやすい文章をいいます。

わかりやすくはっきりとした表現で、読み手のことを考えた文章のことをいいます。

【例文】

  1. その作家は、平明な文章と物語り展開の妙で人気があった。
  2. 平明な文章と巧妙な筋書きで読者の心をつかんだ。