健全の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
健全
【読み方】
けんぜん
【意味】
①身心が正常に働き、健康であること。また、そのさま。
②考え方や行動が偏らず調和がとれていること。また、そのさま。
③物事が正常に機能して、しっかりした状態にあること。また、そのさま。
それに、考え方や行動がちゃんとバランスとってるってこと。最後に、何かがスムーズに動いてて、ちゃんとしてる状態のことも言うんやな。全部、バランスがええってことやな、すごいわかりやすいな。
【語源・由来】
「健」は「体が丈夫で、しっかりしている。元気がよい。」
「全」は「欠けるところがない。すべて備わっている。」
【類義語】
勢力、威力、権力、実権、威勢
【対義語】
不健全、病的、中毒
健全(けんぜん)の解説
「健全」という言葉はね、いくつかの意味があるんだよ。
まず最初の意味は、体と心が正しく、しっかり動いていて、健康な状態のことを言うんだ。例えば、「健全な発達をとげる」という言葉で使われるときは、子どもが体も心も元気に、健康に育っていることを表しているんだよ。
次の意味は、考え方や行動が一方に偏らず、バランスが取れていることを言うんだ。例えば、「健全な社会教育」というときは、学校や家庭、地域などで、子どもたちがいろんなことを学びながら、偏らない考え方や行動を身につけている状態を意味しているんだよ。
最後の意味は、物事が正しく機能していて、しっかりとした状態にあることを言うんだ。例えば、「健全な財政」という時は、お金の使い方がとてもうまく、無駄がなくて、しっかりしていることを言うんだよ。
ちなみに、「健全」という言葉から派生して、「けんぜんさ」という名詞もあるんだ。これは、「健全」っていう状態を持っていること、つまり身体や心、考え方、物事がとても良い状態にあるっていう意味なんだ。
だから、「健全」という言葉は、体と心が元気で、考え方や行動がバランス良く、物事がしっかりと機能している状態を表しているんだね。
健全(けんぜん)の使い方
健全(けんぜん)の例文
- 公務員が、青少年健全育成条例違反の疑いで逮捕された。
- スパイ防止法のない日本は、健全性を保つことが出来ないと考える人は少なくない。
- 長期的に健全な経営を目指す。
- 麻雀には不健全なイメージがつきまとう。
- 健全なる精神は健全なる身体に宿るとローマの詩人が言った。
健全の文学作品などの用例
「不健全」とは?
「健全」の対義語に「不健全(ふけんぜん)」があります。
「不健全」とは、「心身がすこやかでないこと。物事の状態などがゆがんでいること。また、そのさま。」という意味です。
要は、なんか変だったり、ちゃんとしていない状態のことを言うんだ。
たとえば、毎日ジャンクフードばっか食べてると「不健全な生活してるなぁ」とか言うわけやな。要するに、何かがおかしいとか、ちゃんとしてないっって感じのことを指すんやな。
【例文】
- 健太くんは不健全な生活がたたって体調を崩しました。
- 長らく超低金利の日本は不健全な状態だった。
- 成長を妨げ合う関係性は不健全です。
次に、考え方や行動が偏らずにバランスが取れていること。そして最後に、何かが正常に動いていて、問題がないしっかりした状態のことを指すんだ。