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「空目」の意味と使い方や例文!よくある読み間違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
空目

【読み方】
そらめ

【意味】
①実際にはないものが見えたような気がすること。
②ひとみを上にあげて見ること。うわめ。
③見ていながら見ないふりをすること。

【語源・由来】
「空」は接頭語。

【類義語】
上目

【対義語】
空耳

空目(そらめ)の使い方

健太
なんかあの人怪しくない?
ともこ
どれどれ?
健太
空目遣いをしてよ。気付かれるじゃないか。
ともこ
ごめん。ごめん。ガン見してしまったわ。

空目(そらめ)の例文

  1. 金本位制復活を金本体制復活と空目する人が続出した。
  2. 新山千春熱愛を松山千春熱愛と空目して驚いた。
  3. きれいに並べられたクリムゾンレッドの楽天のヘルメットを出荷前のアメリカンチェリーと空目した。
  4. paypayとpaypalは空目しやすいから変えてほしい。
  5. 空目かと思ったが、本当に空を飛んでいる人がいた。

よくある読み間違いは?

空目」は、見間違うこと、見そこないという意味です。

よくある読み間違いは、

「おじや」と「おやじ」
「トレイ」と「トイレ」
「ひまつぶし」と「ひつまぶし」
「恋空」と「変空」
「相模」と「相撲」
「恋人」と「変人」
「チクワ」と「チワワ」

などがあります。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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