【二字熟語】
通暁
【読み方】
つうぎょう
【意味】
①夜を通じて明け方に至ること。夜どおし。徹夜。
②ある物事についてたいへん詳しく知っていること。精通。
【語源・由来】
「通」は「物事を広く知っている。物知り。」
「暁」は「はっきり悟る。」
【類義語】
熟知
【対義語】
無恥
通暁(つうぎょう)の使い方
彼ほど死後の世界に通暁している人はいないよね。
彼には臨死体験があるそうね。
そうなんだ。ただ、困ったことに、彼が死後の世界を見てきたという証拠がないんだ。
通暁しているどころか、全てデマかもしれないわけね。
通暁(つうぎょう)の例文
- 彼は業界の消息に通暁しています。
- 大学でアジア経済を専攻していた彼は、その方面に通暁しています。
- アニメ作品に通暁している彼が、最近のアニメについて語ってくれた。
- 行政実務に通暁した官僚を排除してしまったため、必要な情報が政治家に入らなくなってしまった。
- どれほどの天才でも、世界中のすべての言語に通暁することは不可能だろう。
「通暁」と「精通」の違いは?
「通暁」に似ている語に「精通(せいつう)」があります。
「精通」とは、
①ある物事について詳しく知っていること。物事によく通じていること。
②男子の初めての射精。
という意味です。
「通暁」も「精通」も、詳しく知っているという意味です。
しかし「精通」の方が、一般的に日常会話で使われることが多いです。