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「頓挫」の意味と使い方や例文!「挫折」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
頓挫

【読み方】
とんざ

【意味】
中途で行きづまってくじけること。計画や事業などが中途で進展しなくなること。

【語源・由来】
「頓」は「とまる。とどまる。つまずく。くじける。」「挫」は「くだける。勢いがなくなる。」

【類義語】
挫折、蹉跌

頓挫(とんざ)の使い方

健太
この地域に球団がないってことで、球団を設立しようという声が上がっていたんだ。
ともこ
へえ。でも球団が設立されたって話を聞かないわね。
健太
急激な不景気のせいで頓挫してしまったんだ。
ともこ
今は無理でもいつか叶う日が来るかもしれないわよ。

頓挫(とんざ)の例文

  1. 交渉が失敗すればこの計画も頓挫する。
  2. 脚本までできていたが、監督の急死で頓挫した。
  3. 二人の関係悪化のため頓挫している。
  4. 再開発の話は頓挫した。
  5. 大勢の反対で頓挫してしまった。

「頓挫」と「挫折」の違いは?

頓挫」に似た言葉に「挫折(ざせつ)」があります。

挫折」は「(計画や事業などが)中途でくじけ折れること。だめになること。」という意味です。

頓挫」「挫折」ともに、「行き詰まってくじける」という意味ですが、

頓挫」は「勢いを失う」
挫折」は「意欲や気力を失う」

という違いがあります。

頓挫」は「行き詰まって急に今までの勢いを失う」という意味ですが、「挫折」には「意欲や気力を失う」という意味が含まれ異なります。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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